2024.07.10
間違った国策「絶対隔離政策」のため、名も消し里も消し別人となって生きることを強いられたハンセン病者。
大原富枝は、ハンセン病により全てを奪われながらも、短歌という自己表現を得て、生き難き生を生き抜いた歌人・津田治子の生涯を「忍びてゆかな 小説 津田治子」に作品化しました。
ともに1912年に生まれ、同時代を生きた大原富枝と津田治子の文学を通して、ひいてはハンセン病者の文学を通して、生きるとは、文学とは何かを探ります。
2024年8月4日(日)~2024年11月24日(日)
9月28日(土)午後1時~3時
白拍子舞(荒木映里奈氏)
「忍びてゆかな 小説 津田治子」朗読(高知県立嶺北高等学校生)
講演(国立療養所菊池恵楓園歴史資料館学芸員 原田寿真氏)
10月13日(日)、11月10日(日)
大原富枝文学館
高知県長岡郡本山町本山568-2 [Googleマップを開く]
TEL:0887-76-2837
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
月曜日(祝祭日の場合は翌火曜日)
一般・大学生:300(240)円、小中高校生:100(80)円
※( )内は、団体20名以上料金
・身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者及び被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者(1名)、高知県又は高知市長寿手帳をお持ちの方は入館料が免除となります。窓口にお問い合わせください。