2023.05.10
牧野富太郎よりも先に、東京で重要な仕事をしていた土佐の学者がいました。豊永郷(現在の大豊町東部)の藩士の子であった松浦佐用彦(さよひこ)です。 牧野博士がまだ子供頃に、松浦佐用彦は東京大学の門をくぐり、大森貝塚の発見で有名な、エドワード・モースの助手を務めます。 松浦佐⽤彦は⽇本で最初の近代考古学者と言われています。モースに研究ぶりを絶賛されるほどの人物でしたが、惜しくも若くして亡くなります。 今回の企画展では松浦佐⽤彦および、彼の共同研究者たちについてパネル展⽰を⾏います。佐⽤彦墓碑改葬時の出⼟物の展⽰やエドワード・モースが⾔葉を刻んだ佐⽤彦の墓碑をお参り頂けます。
【日時】2023年5月5日(金)~2023年9月30日(土)
9:00~17:00(年中無休)
【場所】豊永郷民俗資料館
〒789-0167 高知県長岡郡大豊町粟生158
【入場料】大人:500円、大学生・高校生:300円、小中学生:100円