大原富枝文学館より、企画展「草を褥に」開催についてお知らせします。
本山町の大原富枝文学館にて開催中の企画展『草を褥に』が充実の内容です!
来年春からのNHK朝ドラ『らんまん』の主人公は高知県の植物学者・牧野富太郎ですが、実は牧野富太郎の奥様の事を大原富枝が小説として描いているのです。
今回の展示には『草を褥に』の直筆原稿を展示しています。
牧野富太郎の奥様・壽衛(すえ)の手紙を大原富枝が書き写した原稿からは、大原富枝が壽衛(すえ)の気持ちを静かに噛みしめる姿勢が感じられます。
また、大原富枝が作品の取材のために、牧野富太郎の生誕の地の佐川町に出向いたり、東京の練馬の牧野富太郎旧居を訪ねたりする様子が写真と共に紹介されています。掲載された雑誌『サライ』もすべての号が置かれ、未完の作品ながら渾身の執筆であった事も窺われます。
朝ドラ『らんまん』開始前に、ぜひ見ていただきたい企画展です。
開催期間 2022年9月4日(日)~2022年12月25日(日)
開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日火曜日)
入場料 一般・大学生¥300(240) 小・中・高校生¥100(80)
【関連事業】
9月25日(日) 第9回大原文学ミニ講座
12月 3日(土) 劇団the・創 公演「草を褥に」
【問い合わせ先】
大原富枝文学館
住所:高知県長岡郡本山町本山568-2
☎0887-76-2837
HP:https://oohara-tomie-bungakukan.net/
企画展「草を褥に」開催チラシはこちら→草を褥に(表)・草を褥に(裏)